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大したことは何も書いていない

8月24日

強い通り雨が降った。そのせいか夕方は秋の気配を感じさせる涼しさだった

 

四季と言えど7月1日と8月24日は同じ夏とは思えない。二十四節気という考え方が古来から日本にはあって(元は中国だけれど)それくらい細分化して考えるのも一理あると思う

 

大学の時友人に「冬でいちばん寒いのはいつ?」と聞かれて「2月」と答えた。彼はそれに対して「3月は春やのに、それはおかしない?」と言った

 

素直に何を言ってるのか分からなかったけれど、その違和感は季節を4つとしか認識していないことにあったのだ

 

最近は疲れが溜まっていて、疲れきって家に帰ってくる

 

今日も所属長より少し前に帰路について、川沿いの道を軽自動車で走った

 

疲れて空っぽになった心をリアム・ギャラガーの声が満たした

 

まだ誰も来ていない音楽室で、グランドピアノの鍵盤を押したことを思い出した。人が沢山いる時より反響するその音や、思っていたより重量感のある鍵盤の感触、美しい曲線美と洗練されたモノトーンが目に浮かぶ

 

夕暮れが水面に反射して、世界を橙に染めてしまう。それはまるで魔法のような時間だ

 

海外ではこの時間をマジックアワーと呼ぶらしい

 

多分この話は前にも書いたことがある。それくらいには好きな話だ