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大したことは何も書いていない

3月2日

今日はキャリアウーマンになった(であろう)大学時代の友人と夢で再会を果たした

 

なんとなくいい夢だったので、目覚まし時計に対抗して五分ほど寝坊をしてみた

 

〝春眠暁を覚えず〟とはこのことだろうか

 

彼女との再会を祝して今日は仕事を頑張ってみようと思った

 

仕事のモチベーションなんてそんなもんでいいのだ

 

いつも通りのルーティンをこなすうちに陽は昇り、沈んでいく

 

今日の夕暮れ時はとても素晴らしいものだった

 

オレンジ色の夕焼けが青いタイル張りのトイレに差し込んでいてやけに綺麗だったし、田舎道を走る軽自動車の中で確かにリアム・ギャラガーは〝Wonderwall〟を歌っていた

 

カーステレオは少し音質が悪いくらいがちょうどいい

 

僕の22歳はあと7日間で終わる

 

22歳と23歳というのはなにか大きな違いがあるように思ってしまう

 

きっと来年の今頃も同じようなことを思っているのだろう

 

神様は7日間で世界を作ったらしいので、この7日間で世界が変わってしまうことだってありえるんじゃないだろうか

 

そんなつまらないことを考えながら、僕は今日も歳をとった