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大したことは何も書いていない

9月17日

脱穀を1日かけて行う。これをもって今年の田仕事は終わりだ

 

夕方、シャワーだけ浴びて出町柳に向かった。餃子を食べる約束だ

 

約束が上手くいっていなくて、時間が空いたので出町柳の街を散歩した。多分始めてくる街だ

 

駅の近くに1階建ての小さな鳥貴族があって大学生で賑わっていた。たぶん京大生だろう

 

川を渡ると噂に聞く鴨川デルタと糺の森が近くにあった。蚊と大学生がたくさんいた

 

もう少し先まで歩いて、商店街に入った。夜9時前なのに古本屋が開いていて、そこだけ異世界のようだった

 

最近太宰の小説を読むので、聖書を買いたいと思っていた。500円で新約聖書を購入した

 

遅くまでやっているんですね。と僕

明日は祝日だから。あとやることが残っていて。と店主

 

応援の声があると頑張れます。と店主は続けた。僕は応援の声をかけていない。彼はきっと疲れていたのだろう。早く帰った方がいいと思ったけれど伝えなかった

 

遅くまでやっている古本屋の横にミニシアターがあった。僕は多分、この街が好きだ