nanimonogram

大したことは何も書いていない

8月20日

友人と会う

 

友人は、予定を1ヶ月見誤っていたらしい。らしいな、と思った。かく言う僕も時間を見誤っていて、14時くらいに梅田に着いた

 

Aesopで女性の店員さんに手を洗ってもらい、ドギマギしていると「健康的な日焼けですね」と言って貰えた

 

今年は去年に比べて明らかに日焼けしている。日焼けは営業マンの勲章だ

 

久しぶりにNose shopにいった。美しい香水の瓶に僕は胸躍らせる

 

多分前も話した金髪の店員さんと少し話した。朗らかな笑顔でやっぱり素敵な方だと思う

 

僕は鼻が悪いので、香水なんかは人に選んでもらった方が手っ取り早い。店員さんの「私も持ってます」という言葉は僕の購買意欲を促進させた

 

彼女がその店の香水全てを保有しているなら、僕もいずれそうなることになる

 

香りというのは特別なものだ。好きな人と同じ匂いがするというのはすごくロマンチックな事だと思う

 

一方で家庭内でお父さんが嫌われてしまうのはシャンプーなんかが同じで自分と同じ匂いがするからだと聞いたことがある。人間というのは遺伝子の都合上、近親相姦を本能的に避けるので同じ匂いがする人を避けるらしい

 

そのあと何となくユーロ古着なんかを見て、スリランカ料理の店に行った

 

料理が運ばれてくる直前に昼に食べた韓国ラーメンの辛味が腸を襲った

 

和式を無理やり洋式に変身させたであろうトイレはとても狭く、少し動揺した

 

それでも料理は美味しかったし、店長と思わしき人は食べ終わった僕に「美味しかった?」とカタコトの日本語で聞いてきた

 

イオンモールに入っているコメダで、少しお茶をした。アイスクリームの乗っているメロンソーダを頼んだ

 

昼に食べたラーメンと夜に食べたカレー、その後に食べたアイスクリームが腹の中で暴れ回った。その辺は話に集中していなかったように思う

 

こうして久しぶりに大阪に来ると、やっぱり遠いなと思う。学生時代よく通ったものだ

 

移りゆく車窓は、大きくは変わっていないけれど、大学の最後の方に始まった高速道路の工事は少し進んでいたし、見たことの無いビルも建っていた

 

時は確かに進んでいたけれど、過去は確かにそこにもあった

 

僕は前に進んでいるのか