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大したことは何も書いていない

4月26日

通勤中いつも同じところで渋滞にひっかかるので道を変えてみた。いつもと違うところで渋滞にひっかかった

 

午前中は激しい雨が降っていて、ワイパーのゴムがフロントガラスを滑る音が車内には響き渡っていた

 

大人になって雨が嫌いになった。スーツや革靴が汚れてしまうし、なんとなく鬱々とした気持ちになる

 

子供の頃は雨が好きだった。少年野球の練習が中止になるからだ

 

そんな日は決まってゲームをして過ごした。何のゲームをしていたかは忘れたが、PS2のコントローラーを一日中握りしめていたことは覚えている

 

幼馴染から〝てけてけ〟の話を聞いた時、近くに雷が落ちたのを覚えている。本当に怖くて、帰ってきた父親に話に行ったのを覚えている

 

最も僕の住む場所には電車が走っていないので、踏切で電車に轢かれたてけてけは襲ってこないはずなのだが

 

大学時代の友人は「傘を差すのが苦手だ」と言っていたのを思い出す

 

当時は意味がわからなかったけど、最近は少し気持ちがわかるようになった気がする