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大したことは何も書いていない

5月15日

〝色〟について

 

世界には無数の色がある。〝青〟1つ取っても〝水色〟〝藍色〟〝紺色〟等様々だ

 

しかしどんな色もたった3色の色で作ることが出来る

 

〝マゼンタ〟〝シアン〟〝イエロー〟。色の三原色と言われるものだ

 

ここでは便宜上、マゼンタを赤、シアンを青、イエローを黄とする

 

さて、ここからはそれぞれの色が持つイメージを私なりに解釈したいと思う

 

まず、〝赤〟は〝生命〟だ

 

〝赤〟は私たちの体内を巡る血液の色だ。とても情熱的な色で、炎を描く時赤色を使う人も多いのではないだろうか

 

また愛情や怒りは赤色で描かれることが多く、最も〝感情的な〟色であると言える

 

次に、〝黄〟は〝エネルギー〟だ

 

〝黄〟は稲妻などの電気の色だ。電気だけではなく、私たちを動かす食物エネルギーも黄色で表されることが多い

 

また、蜂や虎から連想させるように危険な色としても認識されている。工事現場の立ち入り禁止ポールにも黄色が使われている

 

最後に、〝青〟は〝自然〟だ

 

〝青〟は地球の色だ。地球を覆い尽くす海や空はいずれも〝青〟だ

 

また自然界における〝青〟は掴めないものが多い。空気も水も手の内に入れると透明になってしまう、不思議な色だ

 

これに加えて無彩色と言われる〝白〟と〝黒〟がある

 

〝白〟はこれらのイメージを解放させ、〝黒〟は閉鎖させる

 

我々は結婚式の時白いネクタイを着け、葬式の時は黒いネクタイを着ける

 

色にはそれぞれのメッセージがある

 

色を解釈することは世界を解釈することに繋がる

 

その解釈が正しくなくても、イメージを大まかに掴むことでその物が持つメッセージ性に気付けるかもしれない