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大したことは何も書いていない

6月25日(夢)

僕は気が付くと大きな寺のような場所にいた。本能的に僕は死んでしまったことに気が付いた

 

門番の女性に「これを手首に着けなさい」とヘアゴムのようなものとオルゴールの針のようなものを渡された

 

そこで男性と会って少し話した。何を話したかは覚えていない。(この男性とは生涯1度も会ったことは無い)

 

次の場所に行くには3つのことをしなければならなかった。

①手首に渡された紐と針を付ける

②奥の部屋に入って音声を聞く

③手首の針を捻って流れる音楽を聴く

 

僕は①の動作に手こずってしまった。そこにいた男性と話しながらなんとか紐と針を手首につけることが出来た

 

そのあと奥の部屋に入った。念仏のような声が聞こえてきた

 

部屋を出て、針をひねるとオルゴールのような音楽が流れ始めた

 

1小節聞いたあたりでプツリと紐が切れてしまった

 

門番の女性にそれを言うと、「もう一度最初からなさい」と言った

 

僕は紐を取る前に1度寺の外に出てみた

 

そこはこの世とあの世の狭間にあるらしく、寺の外側は車が走っていた。この寺の敷地には死人しか入れないらしい。場所は僕が集金に行っている霊園の近くだった

 

周りを見渡すと若い女性や中年の男性も歩いていた。みんな死んでしまったのだろうと思った

 

行き交う車を見て、今頃母親達は悲しがって、お葬式の準備をしているだろうと思った。少し寂しい気持ちになった

 

もう会えないことを覚悟して、こちらで知人を作るしかないのだと思い、さっきの男性を探しに寺の中に戻ろうとした

 

そこでハッと目が覚めた。たぶん、あの門をくぐって、儀式を一通り終えてしまうと危なかった気がする