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大したことは何も書いていない

5月19日

〝機にかないて語る言葉は銀の彫刻物に金の林檎を嵌めたるが如し〟

旧約聖書 箴言 第25章 11節

 

私が最も好きな言葉の一つだ

 

まあ簡単に言うと適切な状況での発言は大変貴重な価値があるという意味である

 

ちなみに銀の彫刻物(ほりもの)と金の林檎というのは聖書の時代における貴重で素晴らしいものの一例である

 

言葉というのは優しく肌を包むシルクにも、鋭く皮膚を切り裂くナイフにもなりうる

 

人に何かを伝えるということはそのことを相手に伝えるという責任が発生するということだ。自分の言葉には責任を持たなければならない

 

誰かに相談をもちかけられた時、いつも言葉選びに迷ってしまう。僕の無責任な一言がその人の人生を変えてしまうかもしれない

 

「人生は選択の連続である」

 

かのシェイクスピアがこういったように、僕たちは選択をしながら進んでいく

 

その選択が正しいかどうかは後になってみないとわからない

 

そんなの後出しじゃんけんじゃないか

 

人生を謳歌できる人はきっと楽観的な人だ

 

僕たちにできることはきっとただ笑ってみることだけかもしれない