4月28日
お客様との会話
田舎のお爺さんお婆さんはとても元気だ
もう90にもなるだろうお婆さんは元気に下校する小学生を見て言う
「私らの頃はなぁ、藁草履履いて小学校まで歩いたんや。そしたらな、帰る頃にはもうそこが無くなってまうんや。もう裸足や。でもそうやって毎日歩いてるとな、健康は作られるんや」
そんなに達者に喋られては説得力が桁違いだ
綺麗な歳の重ね方をするというのはとても魅力的だ
20年やそこら生きたくらいでは手に入れられない貫禄がある
僕の崇拝するファッションデザイナー、山本耀司氏はとある学校の生徒たちに「たった20年生きたくらいで個性があるなどと思わないでください」といったことを語っていた
個性を追い求めるという無個性なことはしたくない
その人らしさとは自然と形成されていくものだと思う