3月21日
昨日まで鳥取に帰省していたので久しぶりに筆をとる
実は僕は生まれた病院が鳥取にある。アルバムを見て、割と大きくなってからそのことを知った
昔から海が好きだった。仕事で悩んだ時はよく車を走らせて海を見に行った
大きな海を見ていると自分の悩んでいることの小ささに気付くことができる。いつか海で仕事がしたいと思う
これは潜在的に生まれた場所がそうさせているのではないかと、勝手に想像している
鳥取に帰ると、いつも体が大きくなったことに気付く
祖母の家がとても小さく感じたり、家の近くの公園が昔よりずっと近くに感じるようになった
月日が流れて、鳥取には僕の知らない建物が増えたし、少し観光客も増えた
いとこはこの間までおしゃぶりを咥えていたのにもう高校生になっているし、おばあちゃんは少し小さくなった
月日というのは僕達が思っている以上に進んでいる。ずっと同じ場所にいると気付けないことだと思う
たまに会う親戚のおじさんに〝おおきくなったね〟と言われることは意外と意味のある事だったのかもしれない
僕がおじさんになった時にはたくさん〝おおきくなったね〟を言ってあげたい